しつらいの本音

静寂の兆しの中を待ち受けるように
月の音と波の声が
選択の時を跨ぎ始める
月の音を観れるか
海の声を綴れるか
この血の中に眠る
些細な聴き分けを呼び覚ます
聴き分けの先にある
しつらいの心が
おもてなしへとみちびく
・・・・・
おもてなしの前座に位置する「しつらい」
その心は微細な
月の音、海の声を聴き分けるくらいの機微に寄りかかるもで
おもてなしばかりに目がいっても
何の意味をなすのであろう
「和」の「立ち処」とは.......いかに。
・・・・・
蔵剛

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